介護保険制度
クオリティー・オブ・ライフを目的に始まった「介護保険制度」(平成12年度)も、今年で10年目を迎えます。介護保険制度が始まってから、新たな職種が生まれたり、介護施設が設立されたり福祉の世界は大きくかわりました。
しかし、介護現場の人手不足、待遇などの問題は深刻で、介護の現場で働く方の勤務体制や給与などの待遇が他の職種よりも低いと指摘されています。介護職に就こうとする人が少ないうえに、仕事を辞めてしまう離職率も高いのが現状です。
社会から必要とされ大切な分野であるにも関わらず、人出が不足する現状は決して希望の持てる状況ではありません。それは、サービスを受ける側も働く側も両方です。
こうした現状を少しでも改善させようと、介護サービスを提供する事業者がサービスに対して受け取る介護報酬を3%上乗せされました。
しかし、事業者の収益が上がらず経営が厳しいとの声は依然変わらず、それは働く人の給与など待遇が改善される方向には向きにくいとの指摘があるようです。
介護現場の人手不足は働く人の負担が重いことを現しています。
人材の確保は今後の介護の質、クオリティー・オブ・ライフを保つためにも、また働く人にとっても急がれる問題です。